《1.実験の方法
新聞の広告で無作為に集めた被験者を教師役とし、生徒役に単語の問題を出題させます。
ここで正解であれば次の問題に進み、誤答であれば罰として(被験者自身がスイッチを操作することで)電気ショックを与えるという内容。
間違えるごとに電圧が上がっていき、最終的には450ボルトまで上昇するという説明がなされていました。
事前に、教師役の被験者は45ボルトの電気を
流され、その痛みがどれほどのものかは知った状態で行われます。
しかし、実際には生徒役は単なる
サクラで、実際に教師役のスイッチを操作しても電流は流れません。
生徒側が「電流が
流されて苦しんでいる」という演技をするだけです。(伝密には視覚的には生徒の姿は見えず、悲鳴は事前に録音されたもの)
教師役が、人道的に罪悪感を覚えて電流を流すことを拒否したい(=中止)と申し出た場合には、主催者が「実験であるから続行してほしい」という旨をアナウンスし、4回の続行要請を受けても中止を訴えた場合にだけ中止する決まりになっていました。
これは、教師役の人間が「権力者によって要請された場合に、どこまで非人道的な実験を継続できるか」を調べるための心理実験だったからです。
(教師役には「罰を与えることが、学習に与える効果を調べるものである」という嘘を教えていました)
2.実験結果
被験者40人のうち、25人が最大電圧である450ボルトになるまで実験を継続し、スイッチを入れ続けました。
途中で中止を申し出た人も、主催者から続行要請を受け「どうなろうとも、結果に責任を負わなくて良い」という確認が取れると継続へと転じ、300ボルトよりも低い段階で中止した人は
ゼロだったのです。
この心理実験も「人間がいかに簡単にマインドコントロールされるか」を実証したケースということになります。
「人間の意識が理性によって100%制御されるのではない」というのは、もはや確実といえるでしょう。》
☆心理学の実験2「ミルグラム実験」
http://www.bahamusic.net/saimin/milgram.html
これは「閉鎖的な環境下における、権威者の指示に従う人間の心理状況を実験」ですが、いろんな受け止めかたがあると思います。
「やっていい」と権力から認められたり「自分の信念・使命感」からでも、同じように「(大喜びで?)電圧を死ぬほど上げまくり」みたいな結果になるような気がします。
たとえば「愛国無罪」という考え方なんかも、デモや犯罪をエスカレートさせてしまうし・・・・・
環境問題というのは確かに人間にも地球にも大切ですが、だから犯罪・テロ的なことをやっていいはずはないし・・・・・
by yasutaroh
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